三波石峡とフォッサマグナ発見の地とゆーると…+α(22nd-23rd, Sept. 2018)

もはや毎年恒例となりつつある、秋の長野旅行。


元々はオープンカーの集まりで行っていましたが、気づいたら長野という場所が大好きになっていて、今年に至ってはこれで3回目―。

<1日目:三波石峡を訪ねて>
ここのところの1人で行く長旅といえば、フォッサマグナやら中央構造線の探索を兼ねておりますが、今回も…(笑)

いつだったかブラタモリで、埼玉の長瀞の色々を特集しててググった時に、三波川変成帯の露頭であることを知って、三波川変成帯関連でどこかいいとこないかな~と思い発見したのが、群馬は藤岡の三波石峡でした。

出発は午前9時過ぎ。
1人旅にしては異例の遅い出発でした…(´Д⊂ヽ

圏央道経由で向かったので、途中再入場可能な「道の駅ごか」でお昼ご飯。


そして13時過ぎに目的地へ到着!


説明書きは以下。
しかし、自分しかおらずの状況( ゚д゚)


…というのも、中央構造線の露頭だとか糸魚川静岡構造線の露頭だとかは歩道が整備されていて(アスファルト敷じゃないにせよ・・)、間近で観察ができるんですが、三波石峡は中々ハードモード…。そんなこんなわけで、遠目から観察しました。

ちなみに、今年5月に中央構造線・北川露頭で撮影した写真が以下。
この右側の若干青みがかったほうが、三波石峡で見られる三波川変成帯。


三波石峡を覗いてみると、同じく青みがかった岩が見られて、遥か彼方の長野からここまで、同じ地質が続いている(途中ぶった切られてるけどw)ことが確認できました。




結局1時間弱遠目から眺めていて、割といい時間になってしまったので、宿へ向かいます。

道中、ラリーペイントのセリカ2台と遊ばせてもらったり(勝手に思ってるだけ)、宿で飲むワインを購入しつつ、道を進み。


本日の宿の手前のJR最高地点でA3のツーショットを撮りw


無事、宿に到着!

今回の宿は、「八ヶ岳グレイスホテル」。
楽天トラベルアワードも受賞していて、嬉しいことにポイント10倍だったので決めちゃいました( ゚д゚)

駐車場にはMGBも居たり…!


部屋からは八ヶ岳が見られて夕焼けがキレイ。


それにかまけて道中買ったワインを開けちゃいました。

今回は、宿までの道のりにある「酒舗清水屋」が特約店になっている、小布施ワイナリーのソガペールエフィス・ちゃぶ台ワイン 2017を。


なんつー名前やねん、って思うかもなのですが…、小布施ワイナリーは物凄く丁寧にワインを造られているワイナリーで、ワインが作れない時期にはこだわりの日本酒も作るところ。裏ラベルの説明書きを読めば、名前への思いが伺いしれます。


ワインがうめぇうめぇ…と飲んでいるうちに、夜ご飯の時間!


夜はホテル内のレストランにて和食コースをいただきました。


料理の写真をつらつらと。


お造りはニジマス!


予約プランでドリンク1杯無料だったのでグラスワインも頂いたのですが、日本酒が欲しくなって…、芽実の故郷・千曲の名が入った千曲錦を。(佐久のお酒だけどw)


焼き物はイワナでした…!
どうぶつの森に勤しんだ人なら滝つぼで釣るのに苦労したはず(?)







お腹いっぱいになり、部屋で再びワインを飲みつつ、なーちゃんに対してのキモい記事()を書き上げて、就寝しました。


<2日目:フォッサマグナ発見の地からのゆーるピアンミーティングとビーナスラインドライブと>
2日目は8時頃に起床。
外を見ると若干雲がかった雰囲気(´Д⊂ヽ


朝食バイキングを楽しんでから、チェックアウトして、まずはフォッサマグナ発見の地へ出発。


といっても、5, 6分で着いちゃう場所。
野辺山高原 平沢峠です。


何でもここは、フォッサマグナを発見したナウマン博士が、フォッサマグナの存在を思いついた場所だとかで、以下の石碑が。


その風景はといえば…、雲がかってしまって、ナウマン博士と同じ気持ちには至れずw
リトライが必要そうですね…。


雲が晴れるまで待つ時間もないので、本日のメイン?ゆーるピアンミーティングの会場、おなじみビーナスラインの中腹・車山高原を目指して再出発。

出発して10分で、また車を停車。だってでかいパラボラアンテナがあるんですもの( ゚д゚)


野辺山宇宙電波観測所のパラボラアンテナの1つ?ないしは国立天文台のものかな?


宇宙にも思いを馳せつつ、気を取り直して再出発w
八ヶ岳高原ラインなんかを通って、原村で1枚。

八ヶ岳と秋の色づく畑をバックに良き1枚が撮れました。


そんなこんなでパシャパシャしてると、TwitterのFF氏が通りかかりツーショット。


山の稜線もダブルシェブロン感ありつつの、最後のビッグボート・C6と写真を撮ることができました。この後は、C6の後を追っかけて車山高原までツーリング。

開場時刻には間に合わずでしたが、無事にたどり着きました!
キレイなS1の隣に停めさせて頂き、FF氏とは別れて会場内の気になるクルマをパシャパシャと。


以下、気になったクルマたち。
ナンバー消し、顔モザイク済です<(`・ω・´)

アルファロメオ・166。
90年代後半にデビューしたこのクルマ。

ボディサイズ的は全長4.7m程度とそんなに大きくもないのですが、スラリと伸びたフロントマスクがフラグシップサルーンらしさを醸し出していました。

会場には2台居て、ヌヴォラブルーパールとロッソプロテオ。
この世代のアルファの色の中で、やはり胸熱なのはヌヴォラブルーですが、シックなロッソプロテオも熱い。

走ってる姿も見られたらなぁとしみじみ思いました。




アルファ続きですが、155 V6。
ピカピカのインテークマニホールドがエモいw

このくらいのサイズのセダンにぎっしりと詰め込んだ横置きV6エンジン。
今のクルマもこれくらいチャレンジしてもいいよなぁとしみじみ思う1台でした。




国が変わって、シトロエン・サクソ。
プジョー106の兄弟車ですが、実物は初めて見ました。

現行のシトロエンでいうなればC3に当たるんでしょうけど、もっぱらDSオートモビル側に全精力を費やしてる感があり、どうもしっくり来ていないなか、このサクソを見ると、90年台ってやっぱいいよなぁと。


続いて、ビッグボート三連星!
DS・BX・C6の並び素敵すぎました。

以前、知り合いにCXプレスティージュ乗りが居て、その方に後部座席に乗せてもらったことがありましたが…、走る応接間如くの優雅さに驚かされた記憶が。いやぁ…素敵な並びが見られて、眼福でした。


運営の方々のクルマの中に、BXもいたりして。



そして国産車!
もうこれはツッコむしか無い、マツダ・ファミリアネオ!!w


マツダが5チャネル化失敗ついでにバブルが弾けて大変になってたころ出た迷車。我が家もこの世代のファミリアセダン、ちょうど画像右手のボディ色のクルマを持っていて、すごく懐かしい気分になりました。

当時、ディーラーでは子供向けの絵本として、「FFってこんなにすごいんだぞ!」って絵本を出していて、ランティスと並んでファミリアネオも載っていたような(笑)

今、中古で探しても中々たどり着けない1台ですけど、まだ走らせてるオーナーさんが居たとは。ランティスの部品供給がもう無いって話も聞いており、この世代のファミリアも維持が大変かと思いますが…、ぜひとも走ってる姿を見たいところです。


スバル・アルシオーネとレオーネ!
これまたすげぇ並びでした!


このワンカットだけを見ると、いきなり時代が80年代後半か90年台前半かな?って気持ちにさせてくれますが、いやぁかっこいい。

古いヨーロッパ車ももちろんエモいんですけど、部品は割と今も供給されてたりして、海外経由でどうにかなっちゃうものと思うんですが、国産はメーカーの体力次第で新品部品はどんどん手に入らなくなるし、しみじみ、維持するのがすげぇなぁと…。


国産車からドイツに飛んで、BMWたち!
E46 アルピナB3とE38 7er!


うちのA3セダンとほぼ同じサイズのE46な訳ですが…、Z3の手のかかり具合で参っていた自分が、アルピナになんて手が出せるわけもなく、ヨダレ垂らして眺めることしかできない1台。

アルピナブルー、アルピナクラシックホイール。
E36以降はライン生産と聞きますが、このかっこよさは尋常じゃないですね。

E90世代のアルピナであれば、維持も現実的なのかな…。
いやタイヤが20インチとかだよな…。

いつか億万長者にでもなったら乗ってみたいものです。


E38 7er。
750iLだったかな?

この世代の7erといえば、やはり007に登場したのが強い。

Z3をまだ持っていたら、隣に停めさせてもらって、ボンドカーとなったBMW車2ショットでも撮らせてほしいレベルでした。

うーん…A3が落ち着いたら、ホントZ3買い直したいな(笑)


…などなど、いろんなクルマを見てひとしきり写真を撮ったので、旅路に戻ることに。



ちょうど気持ちいい秋晴れで、絶好のビーナスライン日和。
けどせっかくならと、Z3を撮った場所で同じ構図で写真撮影。


今年5月に撮ったZ3の御姿。



マコウブルーCEとトパーズブルーだとやはり結構青さが違うもんですね。

しかし、クルマは変われど、場所は変わらず。
Z3で行った道を振り返るのも良いかなと、写真を撮りつつ思いました。

単焦点に付け替えて数枚パシャパシャ。



なんつー事ないセダンではありますが、ケツの野暮ったさはほぼなく。
キレイにまとめてるところが、さすがはアウディだなぁと。



いい写真が撮れたところで、ドライブインで芽実に推されたおやきを食べつつ、お蕎麦にてランチタイム。


前日昼も蕎麦でしたが…、あったかいやつで。


このドライブインからの景色がまた絶景で、高原の空気を味わいながら、美味しくいただけました。


お腹を満たした後は、美ヶ原高原美術館を目指して更にクルマを走らせます。


道中、すすきがキレイで寄り道。




…交通量が多くてイマイチ消化不良気味なまま、美ヶ原高原美術館へ到着。


S3が停まっていたので、すかさず隣に駐車。
現行のA3の顔も好きなんですけど、大人っぽさは前のほうがあるのかなぁ。

何れにせよ、圧倒的にS3のが速いと思うので、ひれ伏すばかりですw


そして今回は美ヶ原高原美術館の付近で今まで撮ったこと無い場所からパシャパシャと。


美ヶ原高原美術館の売店を遠目に。
雲がかって、中々幻想的。


直線的につながっている道路ではないんですが、ずっと道路が続いているようないい写真が撮れました。

夏の名残の緑と秋に色づく木々と、コンゴウインコ(マコウブルーのマコウ; Macaw)の名を冠した塗装の我が愛車…。たまらん。

これは間違いなくベストショットだわ!ってのも撮れたので、ビーナスライン→アザレアラインを経由して、いつものワイナリーへ。


ホントは前回すごく気に入った山葡萄を買い足そうかと思ってましたが、新製品が出ていたのでそちらを。カベルネ・フランのロゼだそうです。


割と突発的な旅行だったので、そんなに予算もなくw
結局今回は、小布施ワイナリーを2本(うち1本は宿で)、山辺ワイナリーを1本くらいしか買わずで終わりました(´Д⊂ヽ

買い物を終えて、松本城を横目に安曇野へ。


安曇野では、成田のお店の方におすすめされたピザ屋さんに立ち寄りたく。
早めながら、夕食を食べちゃいました。

伺ったのは、「ナポリピッツァTASUKU」さん。
古民家を改装したおしゃれなピッツェリア。


入口からワクワク。


店内も落ち着いていて、素敵な雰囲気でした。


頼んだのは、ピッツァディナーコース。
サラダ・スープ・ピザのコースメニューです。


まずはサラダ。
安曇野産野菜のシーザーサラダをチョイス。


スープは、安曇野産じゃがいものクリームスープ。
これが絶品…!


そしてピザはサラミとリコッタチーズ!!
石窯で焼き上げられたピザは非常にクリスピーで、めちゃくちゃ美味しかったです。


地元のご夫婦連れの方とかが予約して来ていたのを見ると、結構人気店なのでは無いかな。いつもおすすめにハズレがない方のおすすめでしたが、このお店もまた大ヒットでした( ゚д゚)w

美味しいピザを食べた後は、18時過ぎに安曇野を出て、結構疲れていたのでSA/PAに寄りまくりつつ…、圏央道は江戸崎PAについた時点で日付超え。

とりあえずPAに停まって、日曜夜だったので乃木中を見つつうたた寝をして、がな推しまでには帰るぞ!と頑張ったものの、途中洗車もしたりしてたので、結局2時頃帰宅。想定外のロングドライブになってしまいました(笑)


やっぱり長野っていいとこだなぁと。
別に移住しようとかはないんですけど、まだまだ見ていない場所はたくさんあるので、これからもたくさん行けたらなぁと思います。


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最後に…、話変わってその翌日のこと。
ホントはクラフトビールのイベントへ顔を出すつもりが、Audiのお店へ。
実は9/18に仕事に向かっていたら高速道路で落下物がA3に当たりまして…それの確認へ(´Д⊂ヽ



一応、持っていくまでに洗車して、コーティングのメンテナンスキットを使ったり色々試行錯誤していたので、自分でも気にならない程度にはなっていたんですが、一応プロの目で見てもらおうと持っていきました。

ただ結局まぁ、お店の方に見せましたが、傷見えないね!って話になり。
この程度あれば、メンテナンスキットを何度か使っているうちにわからなくなりますよ~とのことだったので、特に何もせずとなりました。


これを期にドラレコつけようかなぁ。
5年以上は乗るつもりなので、改めて気を引き締めて乗りたいところです。


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最後の最後に…、A3の一件がめでたしめでたし…となって休みが終わるつもりが、急にひいばちゃんが急逝したとの連絡があり…。人生、中々AOKとはいかぬなぁと(´Д⊂ヽ

本日9/25は9月頭の休日出社の代休で、納棺のお手伝いにひいばちゃんの家へ。
つい3年ほど前にばあちゃんを亡くし、ひいばあちゃんまで…。

99歳ながら、寝たきりとかではなく老人ホームで自分のできることは自分でやって暮らしていて、たまに会いに行くひ孫の自分のことも一度たりとも名前を間違えたこともなくという凄さ。

お盆の時に会いに行ったときも、元気そうだったのに、急な訃報に打ちひしがれました…。

幸い、たまたま代休が重なって、顔を見られることができたので良かったですが…、いつ何があるかわからないなぁと、自分の生活についても、気を引き締めなければ!と思わされました。

前を向いて頑張らねば。