と、言うわけで行って来ました(´ω`)
Chicago: Japan Tour 2009。
どうやら彼らの20回目の日本でのツアーらしく、これからも来たい!と言ってましたw
結成40周年を過ぎ、更に勢いを増す感じがあります。
2008年のツアーではHuey Lewis & The Newsとのジョイントコンサートでしたが、今回は単独。午後2時開場・午後3時開演、午後5時終演でした。
昨年の終わりに、Bill Champlinが脱退したので心配していましたが、案の定やはりBillのことを懐かしんでしまいました…。Peter Ceteraが脱退した最初のライブも多分同じ事を、Jason Scheffに対して感じてしまったことと思います。
Peter Ceteraが84年に去り、Bill Champlinも09年に去った今、Hard Habit To Breakはもはや演奏するべきではありません。酷な言い方ですが、率直な感想です。
いつまでChicagoはTerry KathとPeter CeteraとBill Champlinの面影を背負うつもりでしょうか?
もちろん、今のスタイルも嫌いではありません。しかし、どちらかと言えばあまりにも懐古しすぎていて、85年以降のChicagoのよさを見出しているファン(私がそうです)からしてみると、見るに耐えません。
確かに、Introductionから始まる旧来のセットリストの曲目は堂々たる曲の数々で、確かに素晴らしいです。けどもう、Terry Kath・Peter CeteraはChicagoには居ないんです。KathやCeteraが居たからこその曲の数々をいまさら演奏する必要がありますか?
Jason Scheffが加入した後の曲だけでセットリストを組むという斬新な事はもはやできませんか?
Ceteraが作り上げたサウンドばかりをJasonが歌うのは、Jasonが可哀想に思えてしかたないです。
彼が加入してからのChicagoの曲、確かに商業的には成功していないかもしれない。しかし、彼の本質はChicago 18以降にあるんです。
Will You Still Love Me?、I Don't Wanna Live Without Your Love、You're Not Alone、Chasin' The Wind
…など、チャート入りした曲は結構ありますし、私の個人的に好きな曲をあげれば、
If She Would Have Been Faithful...、Nothin's Gonna Stop Us Now、I Believe、We Can Last Forever、Explain It To My Heart、If It Were You、You Come To My Senses、What Does It Take、Man To Woman、Holdin' On
…などなど、あげ始めたらキリがないですw
40周年を超過したChicagoは、1年でも1ヶ月でも1日でも長く元気に活動を続けて欲しいですが、であるからこそ、そろそろ過去と決別して、今のChicagoに素晴らしさを見出すべきです。
そう、強く感じたLiveでした。