今年7月に車検を通した、Audi TT Roadster。
車検時の指摘でタイミングベルトの劣化の指摘を受けて、いざ交換!と預けたところ…。
だ、大トラブル発生( ゚д゚)
というわけでTTの大トラブルの話から…。
<TTの大トラブルの話>
タイベル交換をしてもらうべく預けた所、集中豪雨のせいなのか、「コンフォートコントロールモジュール(CCM)」が水没して、以下の症状が一気に発生…。
・キーレスエントリー使用不可
・トランク開放ボタン使用不可
・給油口開放ボタン使用不可
・サイドブレーキ警告灯点灯(サイドブレーキは物理的に効く)
・サイドウィンドウ閉塞不可(ドア開けた状態で固定)
・ドア開放時の車内灯点灯不可
・電動油圧幌開閉不可
ユニット自体は15万程度らしいのですが、既に製造中止になっており、当たり前ながらドイツ本国・日本国内の新品在庫はナシとのこと。頼みの綱のネットオークションで見たら、クーペ用のユニットがあったので、イチかバチかで買って付けてもらうことに。
(クーペ用のユニットは、パーツ番号が「8N8」から始まっており、ロードスター用の「8N7」から始まるものとそもそも型番から違うというw)
取り付けて頂いた結果…!
車の状態は以下の通りほぼ改善しました。
・キーレスエントリー使用不可 ⇒使用可
・トランク開放ボタン使用不可 ⇒使用可
・給油口開放ボタン使用不可 ⇒使用可
・サイドブレーキ警告灯点灯(サイドブレーキは物理的に効く) ⇒消灯
・サイドウィンドウ閉塞不可(ドア開けた状態で固定) ⇒閉塞可
・ドア開放時の車内灯点灯不可 ⇒点灯可
・電動油圧幌開閉不可 ⇒開閉不可のまま
ロードスターの重要機能は治らずだったものの、人並な機能はすべて回復し、今回の作業は完了ということで、9月上旬に預けて1ヶ月半ぶりくらい経った10月末に引き取りに行ってきました。(ずっと屋外に置かれていたのもありヘッドライトもすっかり黄ばみ…。)
ちなみにタイベル交換に向けて集めたパーツたち。タイベルとファンベルトはコンチネンタル、ウォーターポンプ(!)もついでに。タイベルのテンショナーだけ考慮漏れしていたので、お店で取り寄せてもらいました。
Z3でも交換しなかったウォーターポンプまで変えちゃって、これからも乗れるようにガッツリやったのに、電動油圧幌は不動に…、もう屋根開けられないの?!って、残念だなぁと思っていたんですが、その後TTの取扱説明書を読んでみたところ、何と…。
「緊急の場合、ソフトトップは手で開けたり閉めたりできます。」
「―手で開けたり閉めたりできます。」
「開けたり閉めたりできます。」
ユニット故障で屋根が開けられないのは、オープンカー乗りにとってはどう考えても""緊急の場合""なので、試しに開けてみたところ。開く。開きました…!!
(8Nは押し込めるのですが、8Jはトランクに専用工具を差して頑張らなきゃいけないらしく。古い車で良かった!!!)
というわけで、久々に屋根を開けて走ったのが昨日(11/13)で、タイトル画像がその時のもの。そして今日も、屋根を開けて間もなく110km/h区間が設定されると話題の東関道を数区間だけ走ってきました。
いや~、屋根開けての高速はやはり最高です!!!
タイベルとウォーターポンプ交換した分走らねばw
…ちなみに、銀の裏地といいますか、怪我の功名的な奴で。
電動油圧幌に関わる全てが無効化された状態なので、故障箇所として名高い屋根の開閉センサーも無効化されているので、幌関連の故障に悩まされることはなくなりました(笑)
(調べた所、UK市場向けの8Nのうち、ごく一部の初期ロットには、電動油圧レスの個体もあるそうなので。発売から何年でしょう、23年ほどですか。23年経って、原点回帰したと思えば、清々しい気持ち(?)で今後もTTに乗れそうですね…!())
<A3のメンテの話>
ついついTTのトラブルの話を勢いよく書きすぎちゃいましたが、A3も昨日(11/13)、新車購入時から48,000kmほど走行しつつも交換していないバッテリーと、2019年の12検以来交換していないエアコンフィルターをいずれも交換してきました。
今回は正規ディーラーではなく、Z3・TTでお世話になっているお店にて。
ネットでBoschのバッテリーと、MANNのエアコンフィルターを購入して持込です。
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というわけで、TTは何とか延命でき。A3もリフレッシュ。
何もトラブルが無ければいい車たちなので、今後も平穏な車生活を遅れることを願わんばかりです…w